ここのところのサブプライム問題を含め、アメリカ発の世界不況が現実味を帯びてきていますが、実際のところ解決策があるのか、と言えば、かなり難しい問題を帯びています。
それは単純に考えれば明白で、基本的に需要を満たした部分の供給のみが、その期間に世界が生み出した富である、ということです。
とどのつまり、モノとサービスをどれだけ提供したか、ということが世界の富な訳ですが、それをどのようにして増やすか、ということに於いて、いつまでも単純増加に行かない事情が発生した。
その一端は「環境問題」や「資源問題」である訳です。資源も環境も無尽蔵ではない、ということ。そのためモノの製造には限りがある。そこで無理に増やそうと、無理な貸し付けをすれば崩壊する。
ただ、この国で起こったことはそれに加えて、ゼロ金利でありながら借金を返済するような、ゼロ金利以上に利益を生み出せない(無能な)経営者やバンカーが多数いる。
http://wolfys.net/index.php/b/2007/09/28/p879
経営上の責任や、その場の報酬のために、社員や社会を大事にしないサラリーカット、ベネフィットカット、人員カットを実施して、成果を上げたと誇示する日米の経営層。でもそれは経済原理から言えば、財を増やす施策ではなく、財を増やさない施策でしかない訳です。(同一財をより少ないコストで作るための技術でしかない)
逆にこういう上限が決まりつつある状況下では、どのように財を増やすかということにより焦点を当てることが、実物経済=ひいては金融市場の安定につながるのではないかと思うのですが。たとえばリサイクル市場の創出、省エネルギー技術や「創」エネルギー技術もしかり。
結果として限られるモノの有効利用のための市場を増やすことによって、総生産を結果的に増やすことがまずは必要ではないかと。
さらには日本人がただで享受しようとするサービスを、有料化する、あるは自弁する。そのことによって結果的に、自分の労働時間短縮にもつながる。
そういう考え方が社会にないこともあるのかな、と思うのです。
逆にだからこそ、それほどの好景気が起こったとしても、常にその成長はリスクファクターを含むのかなと想像しています。
つまり、人と地球に優しい経営を成立させることが、実際には安定成長につながり、富の創出になるのではないか、ということなのですが、いかがでしょうか。
http://wolfys.net/htsrv/Illpay$50forad.php?tb_id=968
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