小沢氏続投。まあ、説明も的確にされていて、今の日本の政治状況の中ではよく説明したんじゃないかと思う。ただ、事情を知っていて異なる報道(民主党側から大連立の申し入れをした)と書き殴る「某」新聞社があったことを忘れてはいけない。
その新聞社は今日、その記事をオンラインでは後回しにして、また防衛省問題をトップに持ってきた。まるで済んだことにしておいて、自社の会長が関わった事実はオンラインで検索してしても一切出てこない。朝日新聞も時々似たことはするが、何一つ書かないということはどういうことか。朝日でもしない。(種々の理由で小生宅は産経、読売、朝日は禁止アイテムです)
しかもあまつさえ、民主の参議院議員14名を連れて「小連立」離脱の動きも、と報じたのは読売だけ。それに食いつくゲンダイもゲンダイ。しかもこのソースは全く不明。つまり憶測。それを堂々と事実のように書く読売。何の意図があるのかと考える方が自然。
それ以前に、メディアが政治に堂々介入したことを、渡邊恒雄氏と親しいと自称している政治評論家三宅久之氏が以前より彼がその構想を持っていたことを誇示していたし、今回の件でもテレビ朝日などで関連を示唆しているし、小沢氏も記者会見で具体的な名前を出して質問を受け、言下に否定せず、事実上認めた形の会見となっている。
しかし、それを読売系は全く報道していない。
マスメディアが政治に直接関与するということは、先進国では希有であろう。メディアは各自政治性を持つ側面があるが、ここまで具体的に政治に介入するという様は発展途上国の政府直径メディア位しかあり得ない。
ペンで戦うべきの新聞社が安易にそれを放棄して自己弁護に走っているのだ。しかもかの会社では渡邊恒雄氏の発言は絶対であり、否定できないし、それに従った論述しかゆるされない。実際、ブルーウェーブが96年NPBパリーグで優勝した時に、ジャイアンツと当たることがほぼ決まっていたこともあり、編集委員が皮肉たっぷりなコラムを社会面に書いていたことがある。当時直接見解をただすメールをだしたところ、要約すれば「渡邊氏個人の関係から宮内氏に対して書いた私信」との意味不明な回答が帰ってきて、あ、そうですか。かの国の「労働新聞」ですか、と思ったことを思い起こした次第。
そういう独裁的な機関がメディアを使って国民を誤誘導している様は本当に見苦しいし、民主主義であるならあってはならないこと。しかし現存している訳だ。
ライブドアには「一線を超えるな」とした新聞社は、その分別と言う名の「一線を超える」ことが許されるというなら、そんな社会は無分別な未熟な社会じゃないだろうか。
そういえば、政教分離の原則を掲げているこの国で、車内吊広告で経費を垂れ流す新聞社が、某宗教が政治に関わった理由というような記事を書いているらしい。「あくまでも」大義名分を貫いていたこの宗教団体と政党も、昨今の低調に業を煮やし初め「分別」が無くなったご様子。本来なら信者なり、支持者なりがたださないといけない筈なのだが、この組織にもそれがない。
皆が分別を失っている。
その中で分別を保つ形になった小沢一郎という政治家に、一定の評価をすべきだと感じた次第。
しかし、もう一方の当事者たる一国の首相が、何の説明責任も果たさず、コメントできないとしている様は、有権者をなんと思っているのか。でも阿呆なメディアは食いつかない。
何故、これが起こるのか。
よく考えないといけない。
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