投稿の詳細: 拉致問題で見失ったもの。

2007/10/08

Permalink 23:59:02, カテゴリ: 政治・経済  

拉致問題で見失ったもの。

先日の韓国ー北朝鮮首脳会談で、金正日将軍が盧武鉉大統領に「拉致日本人はこれ以上いない」と語ったとのことがニュースになっています。また多分拉致被害に遭った人は、北は事実を隠すと言って、拉致問題解決を言うのでしょう。それは拉致自体は悪いことで非難すべきことですが、政治というのはそういうものではないというのも、残念ながら事実でしょう。

以下は仮定ですので、あくまでもその上で聞いてください。

実際に拉致をしている国を仮定します。その国はいくつかの国からも実際にはスパイ活動を行うために拉致をしていたとします。ただ、その国は内向きには自分の国が正しく、いつも必ず勝利すると叫び続けているとしましょう。そして体制に対して反対することが公に許されないとしましょう。

なら、公的にその国が拉致していることを認めることが、その国内統治に影響を与えないとお思いでしょうか?
そして、そういう状況でなぜ、恐らく一部の人間の拉致を認め、公表し、結果的に帰国させることを許さざるをえなかったのでしょうか?

理由は(以前からご覧の方にはおわかりでしょうが)一つしか考えられません。
体制の中枢に居る人間を「拉致」し「人質にとった」からです。
もちろんカギ括弧付なのは理由があります。現実には「不法入国した」4人を「メンツを立てて送還した」に過ぎないからです。ただ結果的にはその国には同じこと。

だから問題なさそうな数人の拉致を認めたということ。
そうでもなければ、なぜ拉致を認めるようなことをするのだろうか、ということです。

ただ、その後の対応について対応国は失敗をした。
さらなるその国の内部批判になる拉致被害者の公開を求めた訳。
それらを公開するとその国の体面に関わってくる問題でどんどん問題が拡がってくる。
そんな国家の根幹に関わってくる問題を認めるようなことを、食料だけを理由に行うのかどうか。国民が食えなくても体制を守れさえすればいい、と言う行動は、どこかの国も「国体護持」の下たった70年前に行ったことをお忘れか。

退路を断つと、その内ABCD包囲網のようなことを言い、自衛のための戦争をさせるかも知れない。
ところがその退路を自分の国であったことを忘れたその国は絶ちたがっている。それ一色にする理由は1つしかない。
国民に見える敵を作って、何かを誤解させようとするということ。

アメリカでもソ連がなくなれば、イスラム原理主義を敵にして、問題の本質(石油利権と米ドルの地位の確保)をぼかしているわけで、日本にしても内政の問題をぼかして、敵を作ることによって国民全体を「ある一方向」に向けようとしている側面がある。それが憲法改定・集団的自衛権問題。でもこれも背景にはアメリカが日本軍を自由に使いたいということがある。自らの利権のために。

それをぼかすためにはいつまでも北朝鮮は日本の敵でなくてはならないから、拉致被害者は帰ってくる筈もないし、その中でアメリカは北朝鮮を壊さないように維持させる。

それが結構核心じゃないのかな、と思うのだけど。
そして判っていて解決する筈のない拉致被害者問題に「取り組んでいる」。

踊らされているのは誰なのか、と言う気がしてしまうのだ。

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