アーカイブ: 11月 2007

2007/11/08

Permalink 12:33:42, カテゴリ: 政治・経済  

小沢氏続投と、一線を越えた新聞社と、宗教と。

小沢氏続投。まあ、説明も的確にされていて、今の日本の政治状況の中ではよく説明したんじゃないかと思う。ただ、事情を知っていて異なる報道(民主党側から大連立の申し入れをした)と書き殴る「某」新聞社があったことを忘れてはいけない。

その新聞社は今日、その記事をオンラインでは後回しにして、また防衛省問題をトップに持ってきた。まるで済んだことにしておいて、自社の会長が関わった事実はオンラインで検索してしても一切出てこない。朝日新聞も時々似たことはするが、何一つ書かないということはどういうことか。朝日でもしない。(種々の理由で小生宅は産経、読売、朝日は禁止アイテムです)

しかもあまつさえ、民主の参議院議員14名を連れて「小連立」離脱の動きも、と報じたのは読売だけ。それに食いつくゲンダイもゲンダイ。しかもこのソースは全く不明。つまり憶測。それを堂々と事実のように書く読売。何の意図があるのかと考える方が自然。

それ以前に、メディアが政治に堂々介入したことを、渡邊恒雄氏と親しいと自称している政治評論家三宅久之氏が以前より彼がその構想を持っていたことを誇示していたし、今回の件でもテレビ朝日などで関連を示唆しているし、小沢氏も記者会見で具体的な名前を出して質問を受け、言下に否定せず、事実上認めた形の会見となっている。

しかし、それを読売系は全く報道していない。

マスメディアが政治に直接関与するということは、先進国では希有であろう。メディアは各自政治性を持つ側面があるが、ここまで具体的に政治に介入するという様は発展途上国の政府直径メディア位しかあり得ない。

ペンで戦うべきの新聞社が安易にそれを放棄して自己弁護に走っているのだ。しかもかの会社では渡邊恒雄氏の発言は絶対であり、否定できないし、それに従った論述しかゆるされない。実際、ブルーウェーブが96年NPBパリーグで優勝した時に、ジャイアンツと当たることがほぼ決まっていたこともあり、編集委員が皮肉たっぷりなコラムを社会面に書いていたことがある。当時直接見解をただすメールをだしたところ、要約すれば「渡邊氏個人の関係から宮内氏に対して書いた私信」との意味不明な回答が帰ってきて、あ、そうですか。かの国の「労働新聞」ですか、と思ったことを思い起こした次第。

そういう独裁的な機関がメディアを使って国民を誤誘導している様は本当に見苦しいし、民主主義であるならあってはならないこと。しかし現存している訳だ。

ライブドアには「一線を超えるな」とした新聞社は、その分別と言う名の「一線を超える」ことが許されるというなら、そんな社会は無分別な未熟な社会じゃないだろうか。

そういえば、政教分離の原則を掲げているこの国で、車内吊広告で経費を垂れ流す新聞社が、某宗教が政治に関わった理由というような記事を書いているらしい。「あくまでも」大義名分を貫いていたこの宗教団体と政党も、昨今の低調に業を煮やし初め「分別」が無くなったご様子。本来なら信者なり、支持者なりがたださないといけない筈なのだが、この組織にもそれがない。

皆が分別を失っている。

その中で分別を保つ形になった小沢一郎という政治家に、一定の評価をすべきだと感じた次第。

しかし、もう一方の当事者たる一国の首相が、何の説明責任も果たさず、コメントできないとしている様は、有権者をなんと思っているのか。でも阿呆なメディアは食いつかない。

何故、これが起こるのか。
よく考えないといけない。

2007/11/07

Permalink 12:26:43, カテゴリ: 政治・経済  

日本株だけが何故世界から孤立して上がらないのか。

今回は記事紹介だけ。
非常にシンプルにまとまっています。
貯蓄・投資の参考になると思います。

日経NBオンライン(要登録)
深刻な株式市場の格差問題 - 日本経済は完全な負け組に(2007/10/25 山崎 養世)

最早政治的な空白を作っている余地はこの国にはありません、ってことです。
政策の本質的な転換をしないといけません。

Permalink 09:54:32, カテゴリ: 政治・経済  

産経:「小沢代表めぐる混乱尻目に『沈黙は金』」…時代も背景も違う。

昨夜決定した民主党の小沢代表の続投方針。ただ、これに関する見出しがとても産経だ:p

小沢代表めぐる混乱尻目に「沈黙は金」 騒げば新テロ法案に影響と静観の与党

6日夜、民主党の小沢一郎代表が辞任表明を撤回したが、一連の混乱が続く中、自民、公明両党は沈黙を続けてきた。
(snip)
「国会再開後1カ月たったが、1本も法律が通っていない現状をなんとか打開したいと思い、党首会談を行った。相手の立場もあるので、みなさんに細やかに内容をお話しできなかったが、ひとつ理解を願いたい」
(snip)
出席者から異論は出ず、首相が席を立つ際は拍手がわいた。伊吹文明幹事長は「わが党はちょっと大人の政党だな」と民主党を皮肉った。
(snip)
自民党でも「会談は危険なカケだ」「会談内容を説明すべきだ」などの不満はくすぶるが、民主党の混乱ぶりを見て「今は黙っている方が得策だ」(中堅)との意見が大勢だ。下手に騒げば、新テロ対策特別措置法案の審議に影響が出かねないとの懸念もある。

大連立構想で、存在意義を問われかねない公明党が沈黙を守っているのも同じ理由からだ。
(snip)
ただ、今後の民主党の動きが読めないだけに、与党幹部の不安のタネは尽きない。

さて、「沈黙は金」については正しくは「雄弁は銀、沈黙は金」と言う言葉になります。ただ、この沈黙については>考察<にあるように極めて宗教的な意味合いを持っているもので、ここで用いるべき用途ではないように思います。つまりは沈黙による「魂と魂のふれあい」が政治の世界で有権者に明示されないまま進むというのであれば、それを形を変えた「15年戦争」でこの国が経験した「集団的全体主義」に他ならないように思います。

あの時のタブー「陸軍」が現在では「アメリカの国益や官僚・利権団体の利益」にすり替わっている過ぎないような気がしてならないのです。また少なくとも上記の記事内容からでは正しい意味での「沈黙は金」の意味ではないと思われます。

つまりは代議士の自己弁護に陥られる「選挙で選ばれなければ、代表として意見を述べることができないから処世する」という考え方で、国民より先に自らの立場が優先する。このような議員では所詮国民全体の利益より、自分の利益が先に来るのは当然であると考えるべきです。

本質は自民党が変わるためにも、選挙の結果で他党が政権を取ることが最重要です。それが自民党のためでもあって、再構築の鍵となります。立場上それを言えないとしても、そうなってこなかったからこそ、同じ官僚が首相や大臣がどうあろうとも、自己保全を含んだ法案や素案しか提示してこなかったのです。

他国のように官僚のトップも入れ替えるなどの措置を政権交代によってしなければ、この国はオープンにはなりやしないのです。その結果、本当に政策集団化した自民党が政権を取るのか、更には政権を取った後の民主党が買われるのかということによってこそ、この国の民主主義は成熟するのです。

それを阻害することによって彼らが何を得たいのか、理解したくもありません。少なくとも有権者が居る以上、「雄弁は銀」を提示していただきたいものだなと思います。

2007/11/04

Permalink 22:08:38, カテゴリ: 政治・経済  

大連立構想破綻の責任は、申入側にある筈なのだが…。

変なことになったもんだ。
首相が民主党に大連立の申し入れ、党首が持ち帰り幹事会で反対多数で受け入れず。そして野党党首が辞意表明。野党への批判が高まったかのような報道だけど…。

中日新聞<には、この件を首相にたきつけたのが、誰あろう中曽根康弘氏と読売新聞・渡邊恒雄会長と、日本テレビ・氏家斉一郎取締役会議長の会談で渡邊氏が中曽根氏に焚きつけた、というのがきっかけ。だけどもメディアがこの種の政争に加わるのは表向きになってはいけないので、反読売の中日がすっぱ抜く形になっている。

こうなれば、確かに受け入れても民主党の旧社会党系は離脱し弱体化するだろうし、次の選挙で争点がなくなる。そして受け入れなければ何らかの失態に付けいるということが決まっていたのではないのか、と考えてしまうのです。大体党首会談で即決できないのが指導力に欠けるとの指摘をしているのが、誰あろうこの読売系メディア。つまり先だっての朝鮮半島の首脳会談での1日の滞在延長をその場で決められないなんて…と述べた「偉大なる首領」と同じ見解を持っているということを指摘しなきゃいけない。

まあ、受諾傾向を示した小沢氏は攻められても仕方ないとは思うけども、それで辞めて何になるんだろうかと思うし、それなら両院議員集会で協議すればいい問題だとも思うけど、どうもそういう判りやすいプラットフォームは嫌いなようだ。まあ、選挙の結果で政権交代・委譲を3回連続で拒否する形になった自民党はもっとなんだかって感じだけど。

この発想の元を考えれば、要するに国民への政治への不信感・無関心を強くさせることによる、「特定集団への利権」の増大。それはアメリカであることは言うまでもないけど、CIA辺りは喜びそうな展開。テロ特措法の本質論議なんてされては困るのだから…。

メディアの責任は論じられないまま、勝手に譴責だけが進んでいく。賽を投げた責任(首相は民主からと言ったからには辞意ではないのか?)は全く取らずにごまかせてしまう。本質を見る目が国民にないのだから、その程度の政治しか与えられなくて当然だと思う。

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