アーカイブ: 3月 2007, 23

2007/03/23

Permalink 21:04:36, カテゴリ: 政治・経済  

リテラシー:「日銀総裁、超低金利で家計331兆円の利子所得失う」

私的結論:日銀は何が何でも利上げをして自らの権力を増やしたい。

理由:

1991年は特異な年でした。家計の平均受取利子率は6.5%もあるにもかかわらず、消費者物価指数は3.3%しか上昇していませんでした。今月の東京での物価上昇率は0.0%でしたが、現在の利回りは106.5/103.3= 1.031 つまり3.1%もあるでしょうか? 

実際には対象としている2005年の平均受取利子率は0.5%、物価上昇率は-0.5%。もしその時2.5%の利回りがあったとすれば、それだけの利子所得を失っていると主張することは適切です。実質額としての話ですが。でも現実はそうではありませんでした。
参考1<>参考2

つまり、この福井総裁の発言は、そういう「受取利子率が物価上昇率を倍上回る」特殊事情の時のデータを「相対的金額」ではなく「額面金額」を用いて説明することにより、まるで損をしているかのように誤謬しています。

政策金利の上下こそが、中央銀行の最大の権限であり、それを今の低金利下では振るうことが出来ません。それを物価上昇が無いにもかかわらず、利上げをしようという理由がそれ以外のどこにあるのでしょう。

あ、村上ファンドに関わった方なら、何かあるのかも知れません :))

今日の>日経

日銀の福井俊彦総裁は22日の参院財政金融委員会で、バブル崩壊後の超低金利により家計が失った金利収入の累計が331兆円に上るとの試算を明らかにした。福井総裁は「低金利政策のマイナス面の一つだが、借入金利低下の影響を含めた経済全般への効果を判断する必要がある」と述べた。

 試算は最新の国民所得統計をもとに日銀がまとめた。バブル崩壊直後にあたる1991年の家計の受取利子額は年間38兆9000億円。家計が同じ額を2005年まで継続してもらっていた場合と、実際に受け取った利子額との差をはじいた。

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