アーカイブ: 11月 2006

2006/11/22

Permalink 23:59:59, カテゴリ: 政治・経済  

「型にはまりたい」下流層が、全体主義傾向の要因か。

沖縄の知事選で、与党系新人後継候補が勝った理由に、産業振興による雇用の増加があると言われます。実際、与党系が22万、野党系が26万程度の固定票と言われ、対立軸のはっきりした選挙において固定票比率の多い沖縄で、実際にはこれ以外の16万の浮動票が勝敗を決したと言えます。

多くは雇用を欲した層、つまり若年層の雪崩ではないかと想定されます。
しかもそこには具体案は何もありませんでした。
単純に「イメージだけ」の戦略でした。

ここで面白い記事を偶然見かけました。

日経BP 最近腹の立つことはないですか?(要登録)

実際に2005年衆院選で自民党に雪崩的勝利をもたらせたのは、派遣社員や失業者ではなく、フリーターと無職のような、仕事の意欲が無い層が「何らかの形を提示して欲しい」と簡単なメッセージに反応した、との考えを示しています。

そうなると与党が目指す生活の形は、ここでも提示されているように不安定な層(フリーター等)を増やし、「わかりやすい形」…プロパガンダを放り込めば、簡単にシンパになる。

そういう形を与党が求めている…かも知れないということです。

ある意味、何故社会が不安定になると、どの国でも全体主義的傾向が強まるのか。その理由としても十分納得できるものであるように思えます。

だから公教育も壊す、公的サービスを壊し、不安定さを増す。
所得も十分になく、公的措置も根本的に執らないので、家庭や子供ももてず、拠り所がない。
1人住まいが最も「典型的所帯」になる国。
そのことで利益を得るのは誰か、ということですね。
財政は理由に過ぎないのではないか、とすら考えられます。

本当にそれでいいのですか?と。
もう一度、自分の出来る行動を考えた方がいいのでしょうね。
そう思いました。

#決して、民主党が優れているとも言い切れません。しかしながら、簡単な逃げ口上に騙されて、すべてに白紙委任状を渡してしまうことはもっと望ましくないことです。やはり、定期的な政権交代と、きちんとした有権者の目がないことには、その目以上の政治はあり得ないものだ、ということなのでしょう。

Permalink 23:46:01, カテゴリ: 政治・経済  

沖縄知事選は国政選挙だったのか。

沖縄県知事選は国政選挙だったのだろうか? それで教育基本法改定が当然なのか?
いや、そんな訳がないのだけど、何故か勘違いさせられただけでしょうに。
大体、沖縄県知事選は前職の後継候補が与党系。そうなると前職が強いのが当然なのに、メディアに巻き込まれるかのような民主党の対応。とその混乱を願うかのような報道。
あほらしい。

同時に行われた政令指定都市の福岡市長選は? 与党系の現職が敗れていますね。
(与党系現職:民主系新人=15万8千:17万7千)

自公が力を入れていた尼崎市長選は? ダブルスコア以上で野党系現職が再選です。
(野党系現職:与党系新人=10万1千:4万7千)

何がその地方で問題にされたが重要で、国政はあまり問題にならなかったということを、何故誤解させようとしているのか、また何故誤解した人がいたのかを真剣に考えることが、最も重要なのに。

何故そう誤謬させる人たちがのさばっているのか、そこが最大の問題点なのですが。

沖縄で問題にされたことは、また別に。

2006/11/10

Permalink 23:43:46, カテゴリ: 政治・経済  

格差を拡大させる投資減税、検討中。

今日の日経夕刊を見ていると、下に掲載した記事が目に入った。景気の持続のために政府が考えていることは、「法人税減税」というのは知っていた。でも「投資減税」を検討していることは寡聞にして知らなかった。こういうのは実際、googleニュースで検索してもほとんど記事が引っかかってこないということ自体、重要なことを如何にこの国が伝えていないかということを示すものだろうと思う。

実際には企業間の格差も広がっており、大企業が空前の利益を上げる中、相変わらず中小企業は苦しい状況が続いている。この法人税減税にせよ、投資減税にせよ、利用できるのはそれら大企業であって、格差は拡大する。しかも賃金はさほど上昇せず、オフィスの賃料、資材のみが「円ベースで」高騰している。実際には円の購買力低下に伴ってドルベースでは「デフレ継続中」。しかし庶民はそんなことも知らないので、デフレ収束を訴えて、ゼロ金利を止めて、経済拡張が始まったことを喧伝している、という状況。

念のために言えば、ここ数年円ドル相場はそれほど変わっていないが、年4%インフレの米ドルと、年0%インフレの日本円では、今年の$1と等価値になるのは去年の約96セント。つまり去年の$1.00=115円は、今年は$0.96=115円。つまり$1=120円になった…円安になったのと同じこと。この5年でそうやって30%価値を下げている、ということをここでは繰り返し述べております。

ですから日本の競争力が上がった理由の多くは、実際には円の「切り下げ」により、戻ってきたに過ぎず、実際の生産性の上昇など以上に、コストがドル・ユーロ・人民元ベースでは割安になっているからに過ぎません。

しかもこの日経のコラムが指摘するように、日本の投資は欧米に比べると明確に過多であり、ゼロ金利同様の過剰流動性を産むことになる。それには何か背景があるのかと勘ぐってしまう。

実際、一部の企業は日本での利益をなんとかして外国に所有する法人に移転したり、個人自体住所を実態とは異なるにも関わらず、海外に置いて租税回避行動をしている。それら企業家の行動を国税は見逃していたし、購買行動で消費者が批判するわけでもなく実質的にはあこがれの対象とすらしている。村上ファンドだってそうだし、ソフトバンクのヤフーBBがやっていることだ。

消費者の行動を改めることも必要だが、国税も正しい税制と、利益の海外流出、不均衡を是正するための方策が必要で、最大多数の最大幸福を求めず、全体指標の最大利益ながら、少数による寡占を求めることをしている税制を推し進める議論が行われていることを、知らなければならないと思う。

そう言えば、所得税の国税から地方への移管として税率改定を行った2006年税制改定時に、住宅ローン減税を受けている人が、国税額が目減りすることになることから「考慮する」としていた件なんだけど、実際には全く考慮されていないことが、公明新聞…つまり与党の記事で業界団体が要望事項としてあげたことにより、明確になっている。>11/2記事

「嘘も方便」と与党が思っているのに、それをいつまでも結果的に支持する国民ってのは、何だろうなぁと思ってしまうんだけどね。

2006/11/09

Permalink 23:11:40, カテゴリ: 政治・経済  

米民主両院勝利:大統領の変わり身と首相の意固地さ。

7日のアメリカの中間選挙。上院(各州2名)の1/3と下院(州毎人口比例小選挙区)の全議席が改選され、12年ぶりに上下院で民主党が多数になることがほぼ確定。最後に残った上院ヴァージニア州でもAPは7,000票差の勝利を伝えると、共和党候補は、「州に恩義を受けたし、混乱を招くのは本意ではない」と、州法で認められた1%以内の得票差の場合の再計算要求を行わないことを示唆。このまま決定しそうです。

この身の引き方の潔さは、2000、2004年の大統領選でもありましたが今回は立場が逆でも同じ。立場を弁えた身の振る舞いが求められる文化ということでしょう。

また、それと同時に国防長官を罷免したかの国の大統領。イラク戦争の失敗をステートメントで述べてしまう大統領に責任の取らせ方もショーにしてしまうかの国の姿勢を感じてしまいました。

一方のどこぞの国。
タウンミーティングと称して、党に都合の良い質問をせよと教唆したものが、過去5年で半数に及び、その最中官房長官であった現在の首相は今後の再発防止にのみ言及。関与者の処分は「検討」。さらには教育基本法の改定に関して多数このようなことが実施されたのに、記者も本人もしかと。

しらばっくれる文化ってことですかね?この国は。
美しい国だことで。

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