カテゴリ: 政治・経済

2007/11/07

Permalink 09:54:32, カテゴリ: 政治・経済  

産経:「小沢代表めぐる混乱尻目に『沈黙は金』」…時代も背景も違う。

昨夜決定した民主党の小沢代表の続投方針。ただ、これに関する見出しがとても産経だ:p

小沢代表めぐる混乱尻目に「沈黙は金」 騒げば新テロ法案に影響と静観の与党

6日夜、民主党の小沢一郎代表が辞任表明を撤回したが、一連の混乱が続く中、自民、公明両党は沈黙を続けてきた。
(snip)
「国会再開後1カ月たったが、1本も法律が通っていない現状をなんとか打開したいと思い、党首会談を行った。相手の立場もあるので、みなさんに細やかに内容をお話しできなかったが、ひとつ理解を願いたい」
(snip)
出席者から異論は出ず、首相が席を立つ際は拍手がわいた。伊吹文明幹事長は「わが党はちょっと大人の政党だな」と民主党を皮肉った。
(snip)
自民党でも「会談は危険なカケだ」「会談内容を説明すべきだ」などの不満はくすぶるが、民主党の混乱ぶりを見て「今は黙っている方が得策だ」(中堅)との意見が大勢だ。下手に騒げば、新テロ対策特別措置法案の審議に影響が出かねないとの懸念もある。

大連立構想で、存在意義を問われかねない公明党が沈黙を守っているのも同じ理由からだ。
(snip)
ただ、今後の民主党の動きが読めないだけに、与党幹部の不安のタネは尽きない。

さて、「沈黙は金」については正しくは「雄弁は銀、沈黙は金」と言う言葉になります。ただ、この沈黙については>考察<にあるように極めて宗教的な意味合いを持っているもので、ここで用いるべき用途ではないように思います。つまりは沈黙による「魂と魂のふれあい」が政治の世界で有権者に明示されないまま進むというのであれば、それを形を変えた「15年戦争」でこの国が経験した「集団的全体主義」に他ならないように思います。

あの時のタブー「陸軍」が現在では「アメリカの国益や官僚・利権団体の利益」にすり替わっている過ぎないような気がしてならないのです。また少なくとも上記の記事内容からでは正しい意味での「沈黙は金」の意味ではないと思われます。

つまりは代議士の自己弁護に陥られる「選挙で選ばれなければ、代表として意見を述べることができないから処世する」という考え方で、国民より先に自らの立場が優先する。このような議員では所詮国民全体の利益より、自分の利益が先に来るのは当然であると考えるべきです。

本質は自民党が変わるためにも、選挙の結果で他党が政権を取ることが最重要です。それが自民党のためでもあって、再構築の鍵となります。立場上それを言えないとしても、そうなってこなかったからこそ、同じ官僚が首相や大臣がどうあろうとも、自己保全を含んだ法案や素案しか提示してこなかったのです。

他国のように官僚のトップも入れ替えるなどの措置を政権交代によってしなければ、この国はオープンにはなりやしないのです。その結果、本当に政策集団化した自民党が政権を取るのか、更には政権を取った後の民主党が買われるのかということによってこそ、この国の民主主義は成熟するのです。

それを阻害することによって彼らが何を得たいのか、理解したくもありません。少なくとも有権者が居る以上、「雄弁は銀」を提示していただきたいものだなと思います。

2007/11/04

Permalink 22:08:38, カテゴリ: 政治・経済  

大連立構想破綻の責任は、申入側にある筈なのだが…。

変なことになったもんだ。
首相が民主党に大連立の申し入れ、党首が持ち帰り幹事会で反対多数で受け入れず。そして野党党首が辞意表明。野党への批判が高まったかのような報道だけど…。

中日新聞<には、この件を首相にたきつけたのが、誰あろう中曽根康弘氏と読売新聞・渡邊恒雄会長と、日本テレビ・氏家斉一郎取締役会議長の会談で渡邊氏が中曽根氏に焚きつけた、というのがきっかけ。だけどもメディアがこの種の政争に加わるのは表向きになってはいけないので、反読売の中日がすっぱ抜く形になっている。

こうなれば、確かに受け入れても民主党の旧社会党系は離脱し弱体化するだろうし、次の選挙で争点がなくなる。そして受け入れなければ何らかの失態に付けいるということが決まっていたのではないのか、と考えてしまうのです。大体党首会談で即決できないのが指導力に欠けるとの指摘をしているのが、誰あろうこの読売系メディア。つまり先だっての朝鮮半島の首脳会談での1日の滞在延長をその場で決められないなんて…と述べた「偉大なる首領」と同じ見解を持っているということを指摘しなきゃいけない。

まあ、受諾傾向を示した小沢氏は攻められても仕方ないとは思うけども、それで辞めて何になるんだろうかと思うし、それなら両院議員集会で協議すればいい問題だとも思うけど、どうもそういう判りやすいプラットフォームは嫌いなようだ。まあ、選挙の結果で政権交代・委譲を3回連続で拒否する形になった自民党はもっとなんだかって感じだけど。

この発想の元を考えれば、要するに国民への政治への不信感・無関心を強くさせることによる、「特定集団への利権」の増大。それはアメリカであることは言うまでもないけど、CIA辺りは喜びそうな展開。テロ特措法の本質論議なんてされては困るのだから…。

メディアの責任は論じられないまま、勝手に譴責だけが進んでいく。賽を投げた責任(首相は民主からと言ったからには辞意ではないのか?)は全く取らずにごまかせてしまう。本質を見る目が国民にないのだから、その程度の政治しか与えられなくて当然だと思う。

2007/10/22

Permalink 23:30:24, カテゴリ: 政治・経済  

戦争責任は結果責任…ならば日本は勝ち続けられたのか。

歴史を見てみると、欧米が南米やアフリカに対して行った戦争や内線的なものを除いて、概ね社会的に見て正義的な方が、そうでない方を上回っている。これは偶然だろうかとふと考えた。

少なくとも第1次大戦、第2次大戦を見ても、チェコなどに侵攻したソ連を見ても、官僚的な体制の方が先に崩壊したのは偶然だろうか、と。いや、むしろ必然ではなかったのかと。

日本が勝っていれば日本の考え方が今正義となっていたと言う人もいるので、ふと思った。

総じて言えば、それは無かったのではないだろうか。

戦争であっても、物量が精神を上回ることは一時的にあっても、その運が未来永劫続くことはない。また、その物量やその中の質的向上は自由な発想なしにはあり得ない。

日本ははめられたというが、対外的な政治体制を含めた統制なしにあり得ない発展というものが、いつまでも続き得たのかということ。そして事実を歪曲した、その体制を維持することが第一になり、利益を一部で保持する体制をより強めた結果、国民を放置した。

少なくとも、アメリカの体制と比べれば正義はなかった。

そのアメリカも、ある程度の自由を与えなければ、資本的支配を行った国の統治ができなくなった。より自由なユーロという体制に産油国から流れていった。必然的にユーロが強くなり、米ドルが弱くなった。これが現状の経済戦争の経過である。軍事的にはベトナム戦争、イラク…今や上手く行く戦争はそう多くない。

まず体制ありきか、自由度を拡げた中発展か。
体制を守るために見えなくなることの結果ではないのか。
その結果事実を歪曲しつづける。

そういう意味で例え途中講和して、日本が勝利して太平洋戦争を終えていたとしても、この国の勝利は無かったのだろうと思う。

とても単純だが欠けたものがあったということだ。
その目を国民が持たないと、この国は更に負ける。
そのことに気付かず、内なる敵を作り出す。
その愚かさが何を呼ぶのか。
そろそろ起きないと、まずいような気がする。

2007/10/12

Permalink 14:20:58, カテゴリ: 政治・経済  

某市会議員の話。

10/10のエントリーでもちょっと書いた某市会議員の話。

まあ、彼のことは全否定しているわけではないけど、彼にここで記載したことで自ら記載しているのでふれないといけないのだろう。

彼の主張は朝日のテロにあった、ということである。
まあ、テロでもなんでも言えばいいと思うが、それなら侵略・進出のような言葉遊びをするな、と言いたい。

タクシーチケットに書いてある北新地はビジネス街で、そこから乗って何故悪いとの主張。でも普通、タクシー運転手はそういう指摘を企業ユーザーから受けるので、そう書かないのが普通。一般企業でもそう書いてあれば問い合わせはあると思うけど、一般感覚からずれていたのか。タクシーの運転手が悪かったのか。

ちなみに書いていなかったが、平和島までの利用についても本人曰く、宿泊費を浮かしたいので知人宅まで行ったからだそうだけど、じゃタクシー使わないといけない時間だったのかの精査もない。まあ、そもそもタクシーチケットが公用車の代わりに支給されていて、それを今年度より廃止したというのだから、要するに公用車でそういうところに行っているという感覚自体ない。

その説明もしないだろうからほっとくしかない。
記者の取材を3時間自宅で受けた? アポイントを繰り延べにしたというけど、移動中に回答するというオプションもない。時間がないならそれなりに使うアイデアもない。それを提示していることに気付いてないっていうのも痛いのだけどね。

まあ、そんなことに3時間かけさせるメディアもメディアだけど、捨て台詞で夕方のニュースに使えなかっただろうと言い張るその議員もその議員だしね。結局そういうことには時間を使うのだから。

こんな市議会議員でもちょっと目立って、有権者の0.8%の得票すればいっちょ上がりなので、当分議員さんなんだろうけど、もう少しバランス感覚取らないとね。

都合良くネットを使うだけなら、ネットで喧伝することなんか完全に辞めればいいのに、とは言い過ぎかな?

2007/10/10

Permalink 20:26:09, カテゴリ: 政治・経済  

委託するということ。

委託して安くなるのは、こういう場合。

・委託先の賃金が著しく安い場合。
・業務量の変動が大きく、変動費用が大きい場合。

うちの業界では、大体委託業務については、賃金の3倍の費用を請求しないと利益が出ない。付帯業務があることもあるが、派遣にしても2倍くらいが正社員雇用をするのであればペイする。

要するに公務員で700万払ってるなら、350万の正社員か400万程度の非正規雇用の人が派遣で入るか、委受託なら250万の正社員か300万程度の非正規雇用の人が入るしかない。ワーキングプアを生み出したいのだろうか?

そのような職場に来る人材というのが限られない、と思っていること自体おめでたい。ある程度の賃金で公共団体が非正規雇用で500万程度の報酬を払う方が、余程いい人材が集まると思う。

なぜ民営にすると、待機児童が減るのか、具体的な対策がない。まず民営化ありきでは間違える。

こうした背景まで考えた民営化・委託なら、何も言わない。

そう言えば某市の体育館を民間に管理してもらった結果、その会社は時給800円で係員を募集している。

それは何を意味するのか、そういう方には考えてもらいたい。

労働組合がオルグして、民営化阻止しようとしていると、北新地から自宅まで市のタクシーチケットを使って乗った議員が言う。

言わせて貰おう。批判ありきの批判は良くない、確かに。
ただ、まず労働組合つぶしありきの民営化は、もっと良くない、と。

根本に国鉄→JR時の国労潰しが結果的に社会党を潰した、あの中曽根政権のしたことを踏襲しているに過ぎないのではないか、とすら思えてしまう。だからこそ何でも労組を批判するんじゃないかと、皮肉を少々。

あ、その政治家は「閉じたブログ」開いてます。じゃブログにしなきゃいいのにね :P 都合のいいときだけネットを開いて、いいたいことだけ書いたらはいさらば。そういう人物をネットで持ち上げてるのもどうかと思うんだけどね。

2007/10/09

Permalink 17:31:19, カテゴリ: 政治・経済  

大阪市の保育園に見る民営化の功罪。

知人と話していて耳にしたこと。
大阪市の保育園が民営化され、その保育園は今年度から(社福)なみはや福祉会に委託されたそうだ。
そこで起こったこと。

園児に絵を描かせて、回収するだけ。
園児にケガがあっても、出血していても(爪がはがれるという事象)事実を把握していない。
その事実に気付かず、数時間放置する。
ケガについて時間毎に担当があって申し送りされていないのは、園の責任ではなく、あくまでも担当者の責任。
園児の監督も十分行わず、放置する局面も結構ある様子。

こんな事象も…
シリカゲルが教室に何故が落ちていて、それを園児が誤飲。
しかも誤飲したところを保育士は見ておらず。
さらに責任を問われると「他の園児が食べさせようとした」とねつ造。
管理当局への報告をしなければならないので「父母全般への連絡は1ヶ月遅れる」。
報告なんてされているんだかどうだか。
(10/10追記)

これらのことは公営である間はなかったそう。
しかも、園児が保育園の先生の絵や話題をすることもたった半年でほとんど無くなっていると、その親の言葉。
複数年保育を受けているというのに。

実際、2005年に塚本保育所で1人の園児が園から抜け出した事実に親が迎えに来るまで気付かなかったという「事故」も発生していながら、民営化が粛々と進められています。
この保育園で起こっている事故も実際には民営化推進の名の下に隠されているのかも知れません。

なにしろこの団体は…前身が昭和45年設立の財団法人大阪保育事業団。平成9年に現名称に変更。
しかも大阪市の基準によると外郭団体とはならないそうだけど、元職員の採用、大阪市立社会福祉センター内に事務所を構えていること…これは実は他の保育園の委託団体の社会福祉法人みおつくし福祉会と同じ住所。
つまり事実上の外郭団体ではないかと思われる。

要するに大阪の関連団体に委託し、天下り先を確保。しかも保育士のコストを下げ、その差額は…? 実際には全く待機児童の解消に繋がっていないのに、北区選出のこの自民党議員はブログで>こんなこと<を書いている。他の記事を見ても建設・建築関連ばかり。要するに彼が何で実績を訴えなければいけないか(そしてその利権は…)ということを考えなきゃならない。

公営で出来ないものが民営で出来るというのは幻想で、実は議会の役所の管理監督責任の放棄だということではないのか、と思うのだけど、民営化がさもいいことのように誤解している人が多い。組織という点では同じではないのか?と思う。
それをすり替えて自分の責任を回避して居る人がここにもいるのでしょう。

Permalink 16:20:41, カテゴリ: 政治・経済  

それでは、どうするのか?

先のエントリーで拉致問題に関して少し言及したのだけど、それなら日本にとって実益になるのはどのような方法があるかと考えたときに、単純に言えば2つの方法しかない。

・その国の体制を急激に崩壊させてしまう か
・その国を穏和にして、開放路線を取らせる か。

前者の急激な崩壊をもくろむのであれば、原則論から言えば内政干渉になるので、それこそ水面下で行うのが得策で、ある程度の距離感を於いて善処すると見せて、実際には法律面以外で厳格に取り締まる。外為法などを厳格運用して、その国への送金手段が限定してしまう、等の方法がある。

ただ公にするのであれば、その構図が他国からも見えるし、他国と協調的に実施しないのであれば、実施する国が孤立化する可能性もある。残念ながら今のこの国は後者の姿勢で、中途半端に対策を誇示することによって逆に自国に不利になっているように感じます。

逆に言えばあえてそうする理由があるのでしょう、としか小生には考えられません。

後者の施策をとるのであれば、中国が実施した政策転換をどうさせるのかということにもなりますし、年数も中国がそうだったように20年、30年かかるものです。これでは拉致問題の早期解決は難しいのも確かです。

それでは拉致問題が難しくなった理由はと言えば一点で、結局その問題に対して何もしてこなかった警察と監督官庁、つまり政府の責任です。ただ、それを全くもって転嫁して、政府の得点にしてしまった。

これで誰も責任を取らないシステムが出来てしまった、とも言える訳です。
あえて言えば被害者のみが責任を取るシステムが出来た、とも言えます。
声高に制裁をと述べた人にも、上記に述べた理由で、部分責任があるとも思います。

あくまでも個人的な見解ですが、政治とはそういうものだと思います。

2007/10/08

Permalink 23:59:02, カテゴリ: 政治・経済  

拉致問題で見失ったもの。

先日の韓国ー北朝鮮首脳会談で、金正日将軍が盧武鉉大統領に「拉致日本人はこれ以上いない」と語ったとのことがニュースになっています。また多分拉致被害に遭った人は、北は事実を隠すと言って、拉致問題解決を言うのでしょう。それは拉致自体は悪いことで非難すべきことですが、政治というのはそういうものではないというのも、残念ながら事実でしょう。

以下は仮定ですので、あくまでもその上で聞いてください。

実際に拉致をしている国を仮定します。その国はいくつかの国からも実際にはスパイ活動を行うために拉致をしていたとします。ただ、その国は内向きには自分の国が正しく、いつも必ず勝利すると叫び続けているとしましょう。そして体制に対して反対することが公に許されないとしましょう。

なら、公的にその国が拉致していることを認めることが、その国内統治に影響を与えないとお思いでしょうか?
そして、そういう状況でなぜ、恐らく一部の人間の拉致を認め、公表し、結果的に帰国させることを許さざるをえなかったのでしょうか?

理由は(以前からご覧の方にはおわかりでしょうが)一つしか考えられません。
体制の中枢に居る人間を「拉致」し「人質にとった」からです。
もちろんカギ括弧付なのは理由があります。現実には「不法入国した」4人を「メンツを立てて送還した」に過ぎないからです。ただ結果的にはその国には同じこと。

だから問題なさそうな数人の拉致を認めたということ。
そうでもなければ、なぜ拉致を認めるようなことをするのだろうか、ということです。

ただ、その後の対応について対応国は失敗をした。
さらなるその国の内部批判になる拉致被害者の公開を求めた訳。
それらを公開するとその国の体面に関わってくる問題でどんどん問題が拡がってくる。
そんな国家の根幹に関わってくる問題を認めるようなことを、食料だけを理由に行うのかどうか。国民が食えなくても体制を守れさえすればいい、と言う行動は、どこかの国も「国体護持」の下たった70年前に行ったことをお忘れか。

退路を断つと、その内ABCD包囲網のようなことを言い、自衛のための戦争をさせるかも知れない。
ところがその退路を自分の国であったことを忘れたその国は絶ちたがっている。それ一色にする理由は1つしかない。
国民に見える敵を作って、何かを誤解させようとするということ。

アメリカでもソ連がなくなれば、イスラム原理主義を敵にして、問題の本質(石油利権と米ドルの地位の確保)をぼかしているわけで、日本にしても内政の問題をぼかして、敵を作ることによって国民全体を「ある一方向」に向けようとしている側面がある。それが憲法改定・集団的自衛権問題。でもこれも背景にはアメリカが日本軍を自由に使いたいということがある。自らの利権のために。

それをぼかすためにはいつまでも北朝鮮は日本の敵でなくてはならないから、拉致被害者は帰ってくる筈もないし、その中でアメリカは北朝鮮を壊さないように維持させる。

それが結構核心じゃないのかな、と思うのだけど。
そして判っていて解決する筈のない拉致被害者問題に「取り組んでいる」。

踊らされているのは誰なのか、と言う気がしてしまうのだ。

2007/09/28

Permalink 14:54:41, カテゴリ: 政治・経済  

企業の収益改善と、不況の共存してきた訳。

昨日付になるけども、日経Biz Plusに掲載されている、野村総合研究所のクー氏の「>『陰』と『陽』の経済学――日本は15年間どんな不況と戦ってきたのか」(2007/09/27)<は非常に興味深いコラムだと思う。

企業のバランスシート改善と、個々の生活実感上の景気への感覚のずれについて、所得面や格差問題からのアプローチは出尽くした感すらあるけども、このアプローチは少し違う。

企業のバランスシート改善しながら、資産のデフレがなぜ加速したかを明確に記しているように思う。つまり、ゼロ金利下で「借金を返し続ける」ことが資産デフレ・家計所得の減少に拍車をかけた、という論拠である。

世界のどの経済書、ビジネス書を見ても「金利がゼロでも企業は借金を返すべきだ」と書いた本は一冊もない。これは、「企業経営者があまりに無能で、ゼロ金利でもお金の使い方が見つけられない」ということに等しい。「企業は一般の人々より金儲けがうまいから、株主はお金を投資して自分たちの代わりにお金を稼いでもらおう」というのが企業の本質だからだ。

(snip)

 特に98年や2003年には、年間30兆から35兆円もの借金返済が行われた。これは日本の年間GDPの6-7%に相当する。

では「なぜ企業が借金返済をしたら景気が悪くなる」のだろうか?普通の国では、家計部門の貯蓄を証券会社や銀行が仲介して、企業部門が使うことでお金が回っている。例えば家計に1000円の所得があり、そのうち9割に当たる900円を自分で使い、残りの100円を貯金したと仮定しよう。使った900円はそれを受け取った人の所得となって経済の中で回っている。

次に、貯金した100円は銀行などの金融機関に入る。銀行はこのお金を企業に貸し、企業がその借りた100円を使う。そうすると、家計が使った900円と企業が銀行から借りて使った100円の合計1000円が次の人の手に渡る。1000円の所得に対して1000円の支出が生まれて、これで経済が回る。

(snip)

しかし、今の日本は金利をゼロにしてもお金を借りる人がいない状況だ。(snip)そうなると、個人が預けた100円は銀行に滞留してしまう。もともと1000円の所得があったのに、実際は900円しか使われていないわけだ。ということは、次の人たちの所得は1000円ではなくて、900円ということになる。

その人たちが900円のうちやはり9割の810円を自分で使い、残りの90円を貯金したとする。すると、810円は次の人の所得となるが、銀行に来た残りの90円は誰も借りる人がいないので、また銀行のなかで止まってしまう。このプロセスを繰り返していくと、1000円→900円→810円→730円…と瞬く間に所得が減って、経済はデフレスパイラルに陥ってしまう。

経済が悪化すると資産価値が更に下がり、その事実が更に企業を借金返済に駆り立てる。

つまりこのことは、もう一つの不況がこの国に起こる可能性があることを示唆している。それは「国債・公債の償還」に対する不況である。これを金利状況や景気動向を無視して単純に償還することが還って不況を招く可能性があるということだ。

逆に言えば、仮に債務超過であっても残高を増やさないことによって、借り主を増やす…要するに景気・金融情勢を調整できれば、必ずしも債務高は問題にならない…という考え方もできる。ただそれに頼るのはあまりにもリスクが大きいのだけど、そういう考え方もできなくはないということになる。

大事なのはこの国の産業実態であるということは理解に易い。
ただ、それをどうするかという議論があまりにも無く、日本の市場の特殊性ばかりに固執して世界市場を失うことがあってはいけないのだと思う。

そこで政府が何をするのか、というだけども、少なくとも事実上個人資産に相当する金額のキャピタルロスを産んだ政策のミスの主因である自民党が取ってこなかったことだけは指摘しておきたいと思うし、また精算もされていないという事実も提示しておきたいと思う。

2007/09/14

Permalink 00:43:42, カテゴリ: 政治・経済  

When the wonkers go marchin' in....

また国民の信を問わず行われる首相交代なんて興味なし。
出来レースに踊れば良い。本質なんて変わらない。
踊る阿呆にならない程度に。

それより、もっと阿呆がいる。なんとかチルドレンとか言われる阿呆。
なんとかさんを首相に繰りだそうと、会議室で集まった結果が「署名」。
もう学校で何を学んできたいのか問い直したい。

昔の血判状ならともかく、たかが署名。何のために政治家になったのか。立場をわきまえて欲しい。代議員が「星に願いを」なんて、視聴率の※印(0.1%未満)に願いをかけるようなもんだ。もっとも自分達が注力しない方法で、全ての権益を望むなんて、おまえらは何様だ。親の顔が見たい…ってチルドレンの「親」は、国政の根幹をぼかして選挙に及んだ御大じゃないか。「私怨」だけを政策で訴えてごまかした…。

結局再出馬要請はあきらめたというけど、捲土重来らしい。自分たちから候補を立てる訳でもなく、あくまでも威を借りるしか脳が無い。結局国民にも訴える能力がないから、後ろ盾が欲しいだけじゃないか。今時征夷大将軍の拝命を受けないと政所が出来ない訳でもなかろうに。

こんな国会議員に歳費が払われるのだ。
2005年に私たちが行った選択の意味を考え、猛省せねばなるまい。

国会に子供どころか、幼児を送るのはやめにしよう。

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